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大雪山の登山コースをわかりやすく解説してみました!!

大雪山。それは北の大地の中央に、高くそびえる偉大なる山群。
登山家なら、いやそうでなくとも、生涯一度はその頂を目指すべき名峰である…。
…なんて、少々重々しい感じで始めてみましたが、特に意味はありません(;´∀`)

ここでは、大雪山の登山コースや、大雪山そのものについての
ご紹介をしたいと思います。

大雪山系の最高峰である「旭岳」は、今年は大きな山を制してみたい!
と考えている登山フリークの方にオススメの山となっていますので、
登山前に是非チェックしていってください。

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 大雪山の歴史

登山

先ほど少し触れましたが、大雪山は一つの山を指すのではなく、
様々な山や山脈が集まった地帯の総称で、大雪山系とも呼ばれます。

どこまでを大雪山系と呼ぶかは解釈が分かれるところのようですが、
一番広く捉えた場合の面積は、神奈川県とほぼ同じというのですから驚きですね。

では歴史、というか山々の成り立ちについて少しご説明します。

現在大雪山がそびえる位置には、そもそもとして海抜1,000mにも達する
基盤岩が存在していました。元々が高かったんですね。
その基盤岩が、大雪山としての形を成すこととなる始まりは、
実に200万年以上の太古に遡ります。

地質研究における時代区分で言うところの“更新世”の初期に始まった火山活動により、
大量の火砕流や溶岩流が噴出し、大雪山系内に存在する高根ヶ原や、
沼ノ平といった広い高原が出来上がりました。

以降は流動性が少ない、つまり固い溶岩が噴火するようになり、
黒岳、白雲岳といった山々が出来上がっていくことになります。

そして時代はグーっと近づいておよそ1万年前。
大雪山系内西部で繰り返し発生した噴火によって、最高峰となる旭岳
誕生したということです。

ちなみに、先ほどから漢字表記で大雪山としていますが、
「たいせつざん」なのか「だいせつざん」なのか、その読み方は歴史書物や各関係団体
などによって異なっていて、どちらが正式なものかハッキリしていないようです。
というわけで、皆さんも「大雪山」を口に出して発音するときには、お好みのほうでどうぞ。

 

場所・アクセス

ここからは大雪山=旭岳としてお話させていただきます。
大雪山系内に設置された、標高差500mを繋ぐ旭岳ロープウェイ。
そのロープウェイの姿見駅という終点が、旭岳に登る場合の登山口となります。
なので、始点となる旭岳駅までのアクセスをご紹介します。

拠点となりうる大きな都市として、一番近いのが旭川です。
旭川から車で行く場合は
国道1160号線を東に進み、途中213号線を経由し、再び1160号線へと戻る
ようなルートとなります。所要時間は1時間10分ほどです。

また、JR旭川駅からは「いで湯号」という旭岳までの直通バスもあります。
こちらは1日3往復のみですので、ご利用の際には発車時刻を事前に
確認しておきましょう。

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登山コースについて

登山コースの話をする前に、登山可能な時期についてですが、

一般的には6月~10月となっていて、中でも7月~9月がオススメのシーズンです。

夏でも最高18℃程度までしか気温は上がりませんので、避暑としても最適です。

さて、それではいよいよ登山コースですが、ご紹介するのは
ロープウェイの終点、姿見駅をスタート、ゴール地点として、
旭岳の山頂を目指すポピュラーな「旭岳~裾合平1周コース」です。

スタート(姿見駅~第5展望台)

姿見駅をスタートし、まずは旭岳の麓にあたる第5展望台を目指します。
道中は様々な高山植物が出迎えてくれます。
また、第5展望台近くには姿見の池があり、この池越しに目指す旭岳を
見ることができます。

登山道を越え山頂へ(第5展望台~旭岳山頂)

ここからはひたすらに登りが続き、正に登山です。
砂礫と岩で足場も悪く、高山植物の姿も見えないこの道のりは、
およそ1時間40分続きます。

山頂までは険しいですが、ここさえ越えてしまえば、
残りのコースにキツイ登りはないので頑張りましょう!

折り返し地点(旭岳山頂~間宮岳)

旭岳山頂に到着すれば、そこに広がるのは雄大な大雪山系を
一望できる360°の大パノラマです!
旭岳山頂は北海道で一番標高が高いため、遮るものは一切ありません。

休憩をとった後は、山頂に別れを告げて下山開始です。
目指すのはこのコースの中間地点となる間宮岳です。
旭岳の東側を下っていくことになりますが、ここが中々の急斜面となっています。
足元に注意して進みましょう。

旭岳を下りきって更に進むと国立公園にも指定されている裏旭キャンプ場があります。
それも越えていくとそこからは30分ほどのゆるやかな登りが続き、
登り終えればすぐに間宮岳に到着です。

大雪山の秘湯(間宮岳~中岳温泉)

間宮岳から今度は中岳方面へと向かいます。
ですが、目指す裾合平は方角が違いますので、中岳の山頂へ進むのではなく、
途中に行き当たる分岐地点で進路を北西にとります。
裾合平方面を指す標識がたっていますので、見落とさないよう注意してください。

そこからは下りが続き、標高が下がるにつれて再び高山植物が姿を見せてくれます。
姿見の池付近で見られるものとは違う種類も見ることができます。

そこから進み、最後の急斜面を下りきると、大雪山山腹に存在する唯一の
天然温泉である秘湯「中岳温泉」のある渓谷へと到着します。
この中岳温泉、温泉とはいっても、脱衣所もなにもない吹きっさらしの露天風呂です。
いくら山中とはいえ、全裸になるのはさすがに抵抗がある、
という人は足湯としてお楽しみください。

神々の遊ぶ庭(中岳温泉~裾合平)

中岳温泉を出て再び裾合平へ向けて進んでいきます。
最初はゴツゴツとした大きい岩が転がっていて歩きにくいですが、
途中からは木製の歩道で整備され歩きやすくなります。

チングルマ
そして、裾合平付近に到着すると、そこには日本最大級の規模を誇る
チングルマという高山植物の群生地帯が一面に広がる別世界が待っています。

ここは北海道の原住民として知られるアイヌの言葉で
「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)とも呼ばれ、
旭岳を背景とした広大なチングルマの花畑は正に神の庭と呼ぶにふさわしい光景です。

でも実は、この“神々の遊ぶ庭”という別名は、裾合平周辺の美しい風景に
由来するものではありません。

アイヌの人々にとってヒグマは神の化身と考えられています。
なので、“ヒグマ”=“神”ということになります。

そして、裾合平周辺はヒグマの生息地で、繁殖期にはよくヒグマが目撃されます。

もうお分かりですね?
つまり、カムイミンタラを直訳すると、よくヒグマが遊んでいる場所、という意味になり、
それが何かのタイミングで“神々の遊ぶ庭”という形で意訳されたことが
その由来とされています。

ゴール(裾合平~姿見駅)

神々の庭を越え、裾合平を先へと進みます。
チングルマの群生が次第に笹に変わっていくと裾合平の分岐となります。
このあたりには休憩スペースもあり、道も先ほどと同様に舗装され歩きやすく
なっていきます。

そして、分岐から歩くこと約1時間半
ついにゴールである姿見駅付近へと帰ってきて「旭岳~裾合平1周コース」は
幕を閉じます。

 

やはり、伝え聞くのと体感するのでは、感じるものは全く異なると思います。
この圧倒的なまでの大自然を感じるには、実際に訪れるのが一番です。
是非今年の夏は、大雪山に足を運んでみてください。

ただし、ご紹介した登山コースは、ポピュラーとはいえ、
1周およそ7時間、距離にして12kmの長旅となります。

天候が崩れれば途端に視界も悪くなり、遭難の危険も伴いますので、
くれぐれも装備は万全に、軽装でのチャレンジはしないようにしましょう。

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